越乃寒梅を知らない人はほとんどいないでしょう。しかし、30年前ごろプレミアム酒となり、価格は高騰の上、瓶だけ寒梅というのもありました。
改めて、オリジナルの寒梅を飲んでみるとなかなか、昔の日本酒を固持しており伝統を大事にしているのはわかるのですが、現代の「獺祭」のようなライトな吟醸酒には時代がついて行けなくなりました。そこで、石本酒造は新しい製品ラインとして、この「灑」をはじめライトなお酒を出しております。
おりしも、今年度の新潟清酒検定金の達人の利き酒の一つに選ばれました。
検定試験的に表現するなら、まずは色は無色透明、香りは口切りはアルコールの良い香り、しかし常温で時間が経過するとほぼ無香、味ですが、辛くもない甘くもない、酸っぱくもない、ひとこと「そっけない」印象です。常温にして良く味わうと、まず苦みを強く感じます。しかしその後はやや酸味があるもののすっと味は消えていきます。
なかなか、試験問題としては良問ですが、表現が難しいですね。

ちゃわん坂で買った、すすめのおちょこと
ラベル一覧
原料米国産使用麹国産
精米歩合55酒造名石本酒造
使用酵母不明製造県新潟県
日本酒度+4くらい製造時期202411
酸度やや購入日20241128
アミノ酸度低い試飲日20241128
アルコール度数15購入店酒造直送
特定名称純米吟醸任意記載事項
その他特記事項
利き酒
視覚に関する情報
おりさえ
てり着色
嗅覚に関する情報
上立ち香木香
含み香老香
吟醸香
味覚に関する情報
甘み上品
押し味淡麗
重いすべり
軽い苦味
辛みにぎやか
切れ味濃醇
きれい
雑味老ね
酸味ふくらみ
渋みぼけた
まるい若い

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